「やっぱり……わかんない。」 愛来汰をちらっと見ると、口を開けたり閉めたりしていた。 相当驚いているみたい。 「……本当に、忘れたの?」 脅すように、また、諭すように聞いてくる。 「颯士が、入院したこと。」