ぼんやりとしていた明かりは私が前に進むに連れ、だんだんはっきりとしてきて、ついには人の形になった。

「何……?これ。気味悪い。」

こんな超常現象が起きているのに私はいたって冷静だった。

ゆっくりと光の人に手を伸ばしていく。


私の指先が光の人に触れたその時だった。