それでもやっぱり悪口を言われるのは嫌だった。

私は昔からネガティブ思考で、心の底から信頼している人は幼稚園から一緒の愛来汰と颯士だけだった。

だから、私にニコニコ笑顔で接してくれるあの子や、教科書を忘れたから貸して、と頼みに来るあの子だって裏で私の悪口を言っているかも知れない。

そんな風に悪い方向へ悪い方向へ流された結果、ある1つの結論にたどり着いた。