「…っ」
『あ、あのね。俺分かってるから。この先言わないで
だって、ゲイなの知ってるしっ…。
俺胸ないけど男じゃないから
俺は、本当の事を話してくれなくてもずっと友達だよ?』
「…あなたは酷い人だ」
『へへ。最近自覚した』
「そうですよ。あなたは、人を魅了する
誰であっても心の隙に入り込み完全に掴んでくる
他の人に取られないか不安で仕方ありません
それでいて、時々何もかも忘れさせられるような、手離せなくなるような表情をする」
『だって俺元俳優だもん。人を魅了しないと食べていけなくなるでしょ。今はもうそんなことしなくてもいいけどね』
「あの、湊。私が言いたいのは違うんです」
『ははは、ダメだね。こんなに時間が経過しても聞きたくないよ…』
「好きです…」
柊さんは車を止めて俺の手を握った。
…!?
『えぇ!?』
『あ、あのね。俺分かってるから。この先言わないで
だって、ゲイなの知ってるしっ…。
俺胸ないけど男じゃないから
俺は、本当の事を話してくれなくてもずっと友達だよ?』
「…あなたは酷い人だ」
『へへ。最近自覚した』
「そうですよ。あなたは、人を魅了する
誰であっても心の隙に入り込み完全に掴んでくる
他の人に取られないか不安で仕方ありません
それでいて、時々何もかも忘れさせられるような、手離せなくなるような表情をする」
『だって俺元俳優だもん。人を魅了しないと食べていけなくなるでしょ。今はもうそんなことしなくてもいいけどね』
「あの、湊。私が言いたいのは違うんです」
『ははは、ダメだね。こんなに時間が経過しても聞きたくないよ…』
「好きです…」
柊さんは車を止めて俺の手を握った。
…!?
『えぇ!?』