『俺が生まれた頃からお母さんしかいなかった
お母さんは水商売で生きててお父さんは俺を身籠ると蒸発したらしい
お母さんはお父さんと出会って恋に落ちて愛される幸せを知った
それなのにお父さんはお母さんを見捨てた
俺が3歳の頃かな?
お母さんが探した頃にはお父さんは他の人と付き合っていた
それを見たお母さんは絶望したんだ。
それからだった。俺はお母さんの用意した服を着せられてお母さんの恋人として育てられた』
「…は?なぜ?」
『俺はお父さん似なんだよ。
だから、3歳の頃からお父さんとして生きてる
お父さんの代わりを務めない日は狂ったように殴られる
そのうち、俺は子役として芸能界入したんだ
そうしたら、運よくブレイクして
お金が潤って美代子さんは贅沢をし始めた
俺はいよいよ戻れなくなってしまった
美代子さんは潤ったお金で整形を繰り返し
そのおかげで男の人も集まった
美代子さんは再び、愛される喜びを知った
でも、美代子さんの幸せと引き換えに俺はどんどん仕事を選べなくなってしまった
成長するに連れて、限界が近づいてくる
俺、最近分からないんだ
どうしたらいいのか。前まで何とか演技で乗り切ってたのに表情が女らしくなったって
あ、もう隠せないんだって
俺は…』
「湊」
『…親友だなんて騙してごめんなさい。
俺は女なんです』
「…湊。一人でよく頑張りましたね」
あ…。
柊さんに引き寄せられて抱き締められてる。
嬉しい。泣きそう…。
…ん?
『待って!今のカミングアウトについて何もないの?』
「あぁ、前々から知ってました」
『え!?どこで!?なんで言ってくれなかったの?』
「どこで?あなたの事を調べる隙はいくらでもありましたが…。
それに、そんなこと気にしません」
隙って…。あ、ありすぎる。
逆に今までよくバレなかったな。奇跡に近い
お母さんは水商売で生きててお父さんは俺を身籠ると蒸発したらしい
お母さんはお父さんと出会って恋に落ちて愛される幸せを知った
それなのにお父さんはお母さんを見捨てた
俺が3歳の頃かな?
お母さんが探した頃にはお父さんは他の人と付き合っていた
それを見たお母さんは絶望したんだ。
それからだった。俺はお母さんの用意した服を着せられてお母さんの恋人として育てられた』
「…は?なぜ?」
『俺はお父さん似なんだよ。
だから、3歳の頃からお父さんとして生きてる
お父さんの代わりを務めない日は狂ったように殴られる
そのうち、俺は子役として芸能界入したんだ
そうしたら、運よくブレイクして
お金が潤って美代子さんは贅沢をし始めた
俺はいよいよ戻れなくなってしまった
美代子さんは潤ったお金で整形を繰り返し
そのおかげで男の人も集まった
美代子さんは再び、愛される喜びを知った
でも、美代子さんの幸せと引き換えに俺はどんどん仕事を選べなくなってしまった
成長するに連れて、限界が近づいてくる
俺、最近分からないんだ
どうしたらいいのか。前まで何とか演技で乗り切ってたのに表情が女らしくなったって
あ、もう隠せないんだって
俺は…』
「湊」
『…親友だなんて騙してごめんなさい。
俺は女なんです』
「…湊。一人でよく頑張りましたね」
あ…。
柊さんに引き寄せられて抱き締められてる。
嬉しい。泣きそう…。
…ん?
『待って!今のカミングアウトについて何もないの?』
「あぁ、前々から知ってました」
『え!?どこで!?なんで言ってくれなかったの?』
「どこで?あなたの事を調べる隙はいくらでもありましたが…。
それに、そんなこと気にしません」
隙って…。あ、ありすぎる。
逆に今までよくバレなかったな。奇跡に近い

