カウンセリングの先生に病室の鍵を閉めてもらった
「田原さん、お話が」
『はい』
カウンセリング室に入り話が始まった
「美代子さんはあの状態になったのはいつですか?」
『俺が生まれてからです』
「じゃあ20年になるんだね」
『だんだん、拗れてった感じで』
「田原さんはよく頑張ったんだね」
『ありがとうございます』
「でも、お母さんと距離置いてみない?ここなら何もしなくても美代子さんのお世話できるし
美代子さんが田原さんに依存してるんだと思うよ
それに、言いにくいけど…」
『…』
「田原さんもお母さんに依存しているみたいに見えるよ
少し、落ち着いてみない?」
ずっと離れたかった
一緒にいるだけでつらかった
そんな風に言ってくれる人は沢山いるのに俺は今まで無視していた
だって俺、美代子さんいないと何も出来ないもの
いくら俳優として売れてても美代子さんがいないと演技も頑張れないもの
美代子さんが生活の、俺の全てだもん
でも、嘘だった…。
好きだなんて嘘
美代子さんが心の病なのも嘘
俺も…心の病なんだ
「田原さん、よくあることなんだよ。共依存っていってDVを受けてる女性が離れられなくなったりするんだ
私がいないと彼が生きていけなくなるからって」
オレガイナイトミヨコサンハイキテイケナイ…。
俺から変わらなきゃいけないんだ…。
美代子さん、嫌だよ。怖いよ。
美代子さんのいない世界なんて想像できない。
『是非、そうします…。』
怖くて想像できない…。
「田原さん、お話が」
『はい』
カウンセリング室に入り話が始まった
「美代子さんはあの状態になったのはいつですか?」
『俺が生まれてからです』
「じゃあ20年になるんだね」
『だんだん、拗れてった感じで』
「田原さんはよく頑張ったんだね」
『ありがとうございます』
「でも、お母さんと距離置いてみない?ここなら何もしなくても美代子さんのお世話できるし
美代子さんが田原さんに依存してるんだと思うよ
それに、言いにくいけど…」
『…』
「田原さんもお母さんに依存しているみたいに見えるよ
少し、落ち着いてみない?」
ずっと離れたかった
一緒にいるだけでつらかった
そんな風に言ってくれる人は沢山いるのに俺は今まで無視していた
だって俺、美代子さんいないと何も出来ないもの
いくら俳優として売れてても美代子さんがいないと演技も頑張れないもの
美代子さんが生活の、俺の全てだもん
でも、嘘だった…。
好きだなんて嘘
美代子さんが心の病なのも嘘
俺も…心の病なんだ
「田原さん、よくあることなんだよ。共依存っていってDVを受けてる女性が離れられなくなったりするんだ
私がいないと彼が生きていけなくなるからって」
オレガイナイトミヨコサンハイキテイケナイ…。
俺から変わらなきゃいけないんだ…。
美代子さん、嫌だよ。怖いよ。
美代子さんのいない世界なんて想像できない。
『是非、そうします…。』
怖くて想像できない…。

