思いは海の底に沈む【完】

外に出て探し回る



家にもいないし
馴染みのホストクラブにもいなかった




途中、誰かとぶつかった



『ごめんなさい』

「湊?何でここに」

『太一!?今美代子さんを探してて』

「…また彼女か」

『うん。だから急いでる。また今度…』








太一の後ろにフードを被った人がバットを振り上げている

太一を突き飛ばして腕を捻りあげる







「きゃっ」

『え?』




声は女の声だった
しかも聞き覚えがある




気をとられてる内に逃げられてしまった




やっぱり…。






「湊、悪い助かった」

『うん…。あのさ、しばらくメンバーと一緒になるべく大人数で行動して
くれぐれも隙を与えないで』

「は?何で」

『ごめん!話は後で』




フードの女を探す







その30分後に病院から美代子さんが見つかったと連絡が入った