「お待たせしま…!」




途中、コーヒーを持ってきてくれた店員さんがよろけたのが視界で見えて咄嗟に白石さんを庇う

「ぁ」

『大丈夫?麻衣子先輩』

「…ぁ。ちょっとお手洗いに」



ヤバい。こうゆう所を直すように言われてたのに…。
早々にやらかした



本当役作り出来てないな。俺





「お客様、大変申し訳ありませんでした。タオルとクリーニング代をお支払します…。こちらで拭いてください」

『あ、でも、荷物とか』






荷物は店員が見ててくれたのでタオルを受け取り何とかトイレで拭いていた




茶色いのは残っちゃったけど、上着を着るから大丈夫

席に戻ると白石さんはもう戻ってきていた