あの花火が散る前に

次の日になっても


体調はよくならなかった。


「瀬那、病院行っとこ?」


お母さんに言われ、渋々承諾した。


病院に行って先生に見てもらうと


いろんな検査を受けさせられた。


「あの、お母さんと二人でお話をさせてください。」


私をみた医師がそう言った。


あんまりよくないんだ、、、。


なに言われるんだろう


ちょっとこわいな


そう思いながらわたしなにも言わずに頷き部屋を出た。