「デレデレしてないですよ」 「えー、残念だな」 ただ、少し意地悪になる。 私の反応を見て楽しんでいるし、嫌と言ってもキスしてくる。 結構悪い人。 「そっか、彼女いるのに俺はたくさん健斗にバイトに入ってもらってるのか。 申し訳ないな」 「気にしないでください。 人、足りてないんですよね……?」 「そうなんだよ。結構ギリギリで、ぜひ唯香ちゃんにも働いてもらいた……あっ」 「えっ?」 するとオーナーは突然、何かを思いついたかのような顔をして。 私のほうをキラキラした目で見つめてきた。