先生と苺大福




先生はやっと私の口から指を離し、反対の手であふれる涙をすくってくれた。



「うわああああん」



今までは母親が寝静まってからベッドの中で息を殺しながら泣いていた。



その反動か、私は赤ん坊のように泣きじゃくってしまった。



その間ずっと、先生は私を強く抱きしめ、髪を優しくなでてくれた。