クスッ 茅捺は可愛さのあまり、笑ってしまった。 「なっ…お前っ…なに笑ってんだよっ…」 「だって~可愛いんだもん♪」 「…茅捺」 亮太はいきなり真顔になり、茅捺を見つめた。 亮太…? 「…これからも…よろしくな…」 「……うんっ…」 私と亮太はそう誓いあった。 あの時の私達は付き合うとかが幼くて、可愛いらしかった。 みんなからにもよくバカップルとか夫婦とか言われた。 亮太は恥ずかしがって男子とじゃれあってたけど、私は素直にとても嬉しかったんだ…― あの頃までは…