「体調が悪いから、今日は休むってさ」
レムはそう言いながら俺を離し、コーヒーを再び飲み始める。
「ロビンが休むなんて、珍しいな」
休むことなく来ていたのだが…。すっかり見慣れた顔がいないと少し寂しい気もする。
俺は制服に着替え、荷物を机の上に置く。かばんは今日はいつもより少し重い。着替えと、とても大切な指輪が入っているからだ。
ナポール広場は、イルミネーションがきれいなところだ。そこでデートをしながらプロポーズをしようと考えている。
プロポーズのことを考えると緊張するが、俺は今は仕事に真面目に取り組もうと気を引き締めた。
夕方、私は鏡の前で着ている服やメイクの確認を何度もする。
白いフリルがついたかわいいワンピース。リーバスは「かわいい」って言ってくれるかな。
時計を見ると、そろそろ家を出なければいけない時間。私はベルの頭を撫で、「行ってくるね」と声をかける。
ドキドキする胸を押さえながら家を出ると、玄関前にお客さんがいて少し驚く。
「……ロビンさん……」
軍服……ではなく黒い服を着たロビンさんが、無表情で家の前にいた。
「あの……今はリーバスはいません。私もこれから出かけるところで……」
緊張しながら言う私を、ロビンさんは冷たい目で見つめる。美しい赤い目は、炎や太陽を想像させるはずなのに、私の心には冷たい氷や吹雪を映し出す。
「あんたって本当に哀れだねぇ」
レムはそう言いながら俺を離し、コーヒーを再び飲み始める。
「ロビンが休むなんて、珍しいな」
休むことなく来ていたのだが…。すっかり見慣れた顔がいないと少し寂しい気もする。
俺は制服に着替え、荷物を机の上に置く。かばんは今日はいつもより少し重い。着替えと、とても大切な指輪が入っているからだ。
ナポール広場は、イルミネーションがきれいなところだ。そこでデートをしながらプロポーズをしようと考えている。
プロポーズのことを考えると緊張するが、俺は今は仕事に真面目に取り組もうと気を引き締めた。
夕方、私は鏡の前で着ている服やメイクの確認を何度もする。
白いフリルがついたかわいいワンピース。リーバスは「かわいい」って言ってくれるかな。
時計を見ると、そろそろ家を出なければいけない時間。私はベルの頭を撫で、「行ってくるね」と声をかける。
ドキドキする胸を押さえながら家を出ると、玄関前にお客さんがいて少し驚く。
「……ロビンさん……」
軍服……ではなく黒い服を着たロビンさんが、無表情で家の前にいた。
「あの……今はリーバスはいません。私もこれから出かけるところで……」
緊張しながら言う私を、ロビンさんは冷たい目で見つめる。美しい赤い目は、炎や太陽を想像させるはずなのに、私の心には冷たい氷や吹雪を映し出す。
「あんたって本当に哀れだねぇ」


