俺の恋人曰く、幸せな家庭は優しさと思いやりでできている「上」

リーバスはロビンを見つめながら、二人きりで酒を飲んだ時のことを思い出した。

リーバスが目を覚ました時、リーバスは服を着てベッドに横になっていた。隣にロビンが眠っていたことに驚いたが、ロビンに誘われたことなどは覚えている。

しかし、ロビンと酒を飲んでいる時の記憶が途中から消えている。思い出そうとしても、記憶が真っ白で何も思い出せない。

しかし、服にリーバスは何かおかしいと異変を感じていた。それが何なのかリーバスはわからなかったが……。

「……リーバス、忘れんなよ!」

涙目になりながら、真っ赤な顔でロビンは手を差し出す。リーバスはその手をしっかりと握り、「ああ」と言った。

ロビンは憂いを帯びた微笑みを浮かべ、リーバスに背を向けた。



物語は、現在へと戻るーーー。

俺はリーバスをいつものように付けている。こいつ、本当に警察官なのか?全く俺に気づかない。

最初はバレないかドキドキしたが、最近はリーバスの監視も退屈に感じるようになっていた。俺が求めるようなテロなどは起こらず平和だし、リーバスはクリスタルとイチャついたり仕事を真面目にするだけだし……。

今、復讐を始めようかと何度思ったことだろう。あの二人は幸せで、いきなり俺の手でどん底に突き落とされたら、どんな顔を見せるのだろうか。考えるだけでゾクゾクした。

しかし、俺の手だけで傷つけるのはダメだ。やはりお互いに傷つけあってもらわないとな…。