初めはおとなしく説教を聞いていたが、お父さんが何度も同じ事を繰り返して…



アイツがキレた…。



お父さんに暴言を吐き、階段を勢いよく、降りて行く。



『大嫌い』と言われたお父さんは余程、ショックだったのか…



さっきまでの剣幕は無くなっていた。



お父さんと1対1にさせられた俺は、これから先の事もあるし、きちんと承諾を貰おうと思う。



「…あの…公認で、みのりさんとお付き合いさせて頂けないでしょうか…?」



「親の目を盗んで、娘に手を出す奴には渡せないな」



剣幕は納まったが、威厳は健在。