苦しい…

何するの、直也君。

私は、直也君の手を、必死で首から離そうとした。

『真優、好きだよ』

直也君は、そう言って、普通に私を抱いた。

何だったの?

今の?

そしたら、また直也君は、おかしくなったように私をベッドから引きずり降ろして、足で体を蹴った。

『やめて!直也君、やめて!』

もう沙羅の声になってしまってる。

それでも、直也君は狂ったように、私を蹴ったり、殴ったりした。

と、思ったら、優しくキスしたり…

私は…


震えながら、直也君にされるがままだった。