俺は彩那の肩を借りて涙が枯れるほど泣いた

尚弥と伽耶ちゃんは先に帰った

「藍翔君」

この人は確か柚杏の担当の看護師さんだった気が…

「これ、柚杏ちゃんから預かってたの…」

え、柚杏から?!

あいついつのまにかそんなこと…

「藍翔、読まないの?」