かみなり公園へ入り、いつものブランコへと座る。

「暗ッ!寒ッ!」

季節は秋の終わり。
まだ6時なのに、辺りは真っ暗。
それに…
誰もいない。

来ないほう良かったかなぁ…

そう思い、ブランコから飛び降りた。

そして…

「歌澄…。」

聞こえた。