「つか佑。」
「ぁンだコラ。」
ケンカ越しなんですけど!
「巳樹と一緒にいた女って…どんなヤツ?」
「どんなって…メガネかけて…黒いクルクルでツヤツヤの髪で、目パッチリしてて、超オシャレな子…。」
「それ巳樹の妹。」
と、天君はさも簡単そうに言う。
「ハァッ!?」
訳が分からないという顔をする佑。
「だから、浮気ってのはお前の勝手な勘違い。ソイツは妹。」
「なんでそんなコトわかんのよ。。」
「だってオレも一緒にいたし。」
「ほわーぃ?」
佑の呆け顔がおもしろかった。
「あン時は、オレもいたの。巳樹ファミリーとショッピングに行ってたんだよ。」
「…そうなの?」
「あぁ。」
「…歌澄。」
ここで私にフッてきます?
「何?」
「アタシ、謝ってくる。」
顔を真っ赤にしてぼそっと呟くと、
恋する乙女は公園から出て行きました。
ちょっと待ってよ。
ふと、後ろを振り向く。
「なんだよ…この展開…」
いや、私もびっくりしてます。
だって…
2人っきりなんだもん…。
