大規模地震と私が死亡して初めての朝を迎える。

私は私という実体があることが不思議に思えていた。

「朝か...やっぱり死んでも朝は気持ちいや。」

そうしたら、足音を立てずに彼奴が来た。

「どうですか?凜々子さん?」

「あぁナルシスト黒君何で来たの?ってか足音立てないでこれたのは何故?」

「中間報告するために確認しに来たのさ。足音?あれ?気付かなかった?私、3mm程度浮いているんだよ。」

「某青狸のアニメーションのヤツ?」

「コラ。」

「まぁいい。昨日で家族に説明してお別れしてきた。今日から無念晴らしに出ようって思ってる。」

「そう。じゃあね。」

ナルシスト黒君は、又闇に同化して消えた。