「あ,これ?」 明人はきょとんとして でっかい荷物を指差す。 俺は動揺して言葉が出ず, うんうんと頷いた。 「俺,パリに戻るわ。」 「………はぁ〜〜!?」 俺の叫びに,明人は眉を寄せ 荷物を持っていない左手で耳を塞いだ。 「朝からうるせーなお前は。」 「だ…だって…何でそんないきなりなんだよ!」 「昨日決まったんだもん。」 「昨日?!…お前のスケジュールてハードすきない?」