「あ…いや…その…」 「あはは。宮崎わかりやすすぎっ。 そういえば,宮崎の家ってこっちじゃないよな?」 優真は不思議そうに首をかしげた。 そんな仕草も相変わらず優真はかっこいい。 まぁ,橘さんには負けるけどね? 「実は彼氏の家がこの近くなんだ。」 「そーなんだ!…てことは,俺いつも近くを通ってたんじゃん。 なんか複雑ー。」 ぷぅっと頬を膨らませた顔があまりにも可愛くて 私は思わず笑ってしまった。