好きだと言ってくれるのに…ヤキモチ妬いちゃう


「何か女の勘なんだけどね、俊からここまで連絡少ないのはおかしいと私は思うのね」

「そうなの?」

「うん、栞ちゃんその合同体育祭で俊を見付けて周りに女の影がないか見てきて、お願い!」

「わ、わかった」


そして専門学校合同体育祭の日

「人が多いなー、俊くんは白チームか、見つけられるかな、連絡したほうが早いか」

栞は俊にメールを送る。

‘会いたいんだけど、時間とれる?赤チームなんだけど’
‘いいよ、昼飯食ったら連絡するよ’

よし、これで話せる。



昼休み
‘今、飯くったから自販機に行く’
‘了解’

栞は友達と別れて自販機に向かう。

俊がいた、でもその隣には背の高いスラッとしたショートカットの女子もいた。

誰よあの子は…栞は声をかける。

「俊くん」

俊と女が振り向く。

「おっす、久しぶりだな」

「まだ卒業して2ヶ月ほどじゃん、何してるのかな?」

「何ってコーヒー飲んでる、そっちが呼んだんだろ?」

「あたしが言ってるのはそういうことじゃないでしょ、何で一人じゃないの?」

「四人で自販機きたぜ、今二人トイレに行った」

「ちょっとこっち来て」

俊の腕を引っ張る。

「何?」

「誰よ、あの女」

「同じ学校の子に決まってるじゃん」

「何で女といるの、あたし琴菜ちゃんに言ってもいいの?」

「只の友達だよ」

「こっち帰ってくるのに琴菜ちゃんに今日の体育祭のこと話してないでしょ」

「うん、俺らバスでみんな貸しきってきたから抜けれないんだよ」

「あたしは会うかと思ってパンフレットみせたら知らないって言うからさ」

「言うと会いたくなるじゃん」

「琴菜ちゃんが心配してたの、最近連絡減ったから女の影ありかもって」

「参ったなーちゃんと彼女いるって友達には言ってるよ、まあ食事には誘われるけどバイトもあるし二人とかでは言ってない」

「信じてるからね」

「話すんなら今週帰れないって言っておいてくれよ」

「嫌よ、自分で言って、じゃあね」

栞は戻っていく。

「俊くん、話終わった?もう戻る?」

「ああ、後の二人は?」

「話してる間に戻ってるからって」

「悪いな」

「いいよ、今の綺麗な人が彼女?」

「いや、違うよ、高校のサッカー部のマネジャーだよ、歯科衛生士の専門学校行ってる」

「俊くん、サッカーしてたの?私、好きなんだー、今度地元であるJ リーグのチケットがとれたら見に行かない?」

「チケットとれんのかなーファンクラブとか入ってないと難しいんじゃねーの?」

「うちの親がとれるはず地元のスポンサーに入ってるから」

「へぇー、まあ取れたら行ってもいいよ」

「約束ね」