好きだと言ってくれるのに…ヤキモチ妬いちゃう

次の日の朝

「俊、朝よ起きて」

カーテンをいつものように開けて俊を起こす

「寒い、エアコン入れて、こっちきて」

「今日の夜は雪が降るかもだって」 

琴菜をベッドにひっぱりあげてスカート脱がせる。

「手ー、冷たいよ、あっ」

「あっためて」

琴菜の足の間に手を入れていく。

「栞ちゃん達付き合うようになったんだって」

「淳基が告ったのか?」

「そこまでは、んー、」

俊の唇で塞がれた。

「ハア、琴菜好き~」

「しゃべってる途中だったのに」

「後で、先に俺の相手しろよ、時間ないけどヤリたい」

「時間ないならしなくても……あん、もう」


「シャワーしてくる」

最近寒くて外でるの嫌がってるからエッチばかりのような気がする。

琴菜は制服を着なおす
どっかデートしたいなー

俊がおにぎりを手に食べながら戻ってきた。

「琴菜、クリスマス欲しいもの決めたか?」

「うーん、物じゃなくてデートしたい」

「デート?寒いのに」

「デートしたいの、映画とか行きたい、ねっ」

「琴菜の笑顔にはかなわないな、いいよじゃあ、明日部活おわったらいくか?」

「うん、やったー、俊、大好き」



次の日俊と琴菜は栞達のほうから帰る。

「珍しい寄り道?」

「うん久々にデート、最近おうちデートばっかりだったから」

「金ないからついついなー」

「クリスマスデートしたいもん」

琴菜は栞に小声で話す。

「今日も勉強?イブだよ」

「うん、お正月は向こう用事あるから今しとかないとヤバいって」

「栞ちゃん、そんなにできなかったの?」

「そうなの、やっぱりもうちょっとはできないとあまりの問題の解けなささで引かれそう」

栞は落ち込む。

「よく編入試験に受かったねって言われてるし」

「淳基くんが言うんならそうなんだろうねー」

「琴菜ちゃんまでー」

「勉強の時は厳しいのー、あたしも言い返せない……やっぱ頭のいい人に言われると説得力あるし」

「頑張って~」

「頑張るよ~」


一方後ろでは男同士の会話

「おい、もうヤった?」

「まだだよ、俊とは違うから」

「何だ、つまらん、お前んちいけばすぐ出来るじゃん」

「それはそうだけど付き合うって体だけじゃないだろ?」

「クリスマスに決めないでいつ決めるんだよ、記念になるだろうが、俺なんていつ初めてシタか覚えてねえし」

「俺らのペースでいくよ、26日のクリスマスパーティーでは部員には言うつもりだけど」

「まあ、それはそうだな」

二人は別れてデートに行く。