目をこすり起き上がると目の前には少年がいた。

綺麗な胡桃色の目を見つめると黙って手紙を渡してきた。


手紙を読めといっていることを察してわたしは手紙を読む。


その手紙はまるでわたしのよく知っているような人が書いたような優しさ手紙だった。

……いや、わたしのよく知っている人じゃない。

これを書いたのはわたし自身だ。

直感がそう告げていた。

そして、わたしは全てを理解した。

「わたしは、殺されると記憶がなくなり生き返ってしまうのね

そして

あなたはわたしを殺したのね」