私の初恋を見つけてくれたのはクラスの真面目君でした。

「何そこでやってるの?」
里美だったから声をかけた

「その子嫌がってるのわからないの?」
里美はポカンとしている

あっ、忘れてた眼鏡かけてねえや


「そんなの知らねぇし、てか、誰?」
なにコイツ、俺の里美に触っといて

「名乗る必要ある?変態君」


「…っ!なんだとぉ!」

コイツは俺を殴ってきた

ボコッ


弱い

俺は小さい頃から護身術や柔道、剣道色々やってきた

全ては里美を守るために