「………紺野さん、可愛すぎでしょ……」
ため息混じりにつぶやかれ、照れくさくなる。
だけど………。
「碧くんの好みにもっと近づきたい………」
さっきの光景が頭に浮かんできて、碧くんが好きだと言ってくれているのに、嫉妬心が顔を出す。
「………それ以上可愛くならないで。
目が離せなくなる……」
その言葉に恋心がきゅうっと締め付けられて、嫉妬心と半々になる。
「もっと背、低くなりたい……目も、丸くなりたい………」
170センチの身長と切れ長の瞳は、いつも相手に威圧感を与えてきた。
もっとふわふわした女の子に生まれたかった…。
「………碧くんも、そのほうが好みなんでしょ………?」
身長が低くて、いかにも女の子らしい、可愛らしい子………。



