胸が………痛くてたまらない。 碧くんの笑顔は大好きだけど……… その笑顔をその子に向けてほしくない。 ………わたしだけに、向けてほしい。 醜い嫉妬と独占欲でいっぱいになる。 そんな自分が嫌で、気持ちに収集がつかなくて、思わずぎゅっとスカートを握りしめた。 「──そんなところに立ってなにしてるの~?」 ふいに話しかけられ顔をあげると、そこにはユニフォーム姿の男の子が2人立っていた。 そのユニフォームは、うちの高校のものではなくて………南野高のものだった。