手に持つ小さな1輪の花を
陸斗の胸ポケットに差し込む



「ほら、皆待ってるよ!
主役が泣いててどうすんのバカ陸斗!」



私は精一杯の笑顔で彼の背中を送り出す



「ありがとう」



彼は涙を拭い
最高の笑顔で部屋を出て行った



「さぁ、俺達も行こうか」



太陽と共に部屋をでる




「あ〜お腹空いたー!」