役目が終わればチャペルの外で 皆が出てくるのを待つ 「好きだったもんな」 「うん」 小さな生花のひまわりがあしらわれた頭を 太陽が撫でた 「ひま、大きくなったな」 「たぁくんも同じ歳でしょ! 子供扱いしないで」 太陽の手をふり払えば 髪についていた花が1本手に絡んできた