持っていた物を取り払い、
お玉が床に音を立てて落ちた。

「レナさん…」

強引に彼女をその場で押し倒して、
服を捲りあげ彼女の柔らかい肌に吸い付く。

「痛…っっ!!やっ…遥斗!!
どうしちゃったの?!」

「早くヤラせろよ、ビッチ…」

らしくない俺の発言に、レナさんの顔つきが変わった瞬間、俺の首に彼女の脚がかかった。

「誰がビッチだぁ?!もっかい言ってみなこらァ!」
「痛てぇぇー!!!?」

鬼のような形相でプロレス技をかけてきて、
俺は我に返った。