春side

俺は今怒ってる……原因は100%こいつらのせい

春「最初にどんな言葉を言って、あいつはああなった」

ゆり「私が目のことを宝石って言ってからです。」

!!!あいつの目は触れてはいけないもの、ましてや宝石と言ってはいけない。

春「そうか、仲間にしようとしてるなら諦めろ」

空「なんでだよ」

春「あいつはあぁ見えても裏、表の世界では名の知られているblackwing、俺たちみたいな殺し屋がお前達みたいな暴走族に入ったところで何も変わらない。」

春「分かるか?殺し屋を辞める=死を表すそれでも抜けたいっていう奴らはいる。じゃあ俺は桜は?抜けたいと思っていない。逆に桜は殺し屋になることを自分から望んだんだ。そんな今頃になって、アイツを仲間に入れようと思うな。」

夜「なぜ、そんなにあの女にそこまでする。」

春「俺の命を救ってくれたからだ。ひとつ言っとく、桜が自分の意思で仲間になりたいと言うなら俺は何も言わない。でも無理矢理に入れたり、少しでも傷つけたら、神龍全員皆殺しだぞ。」

バタン!!

『遅かったね……』

春「あぁ、ちょっと忠告しただけだじゃあ俺の家行くか。」

『うん、何言ったの?』

春「気にするな。あぁ、久しぶりくるよな。何食べたい?俺が作るよ。」

『ハンバーグが食べたい。』

春「お前いつも俺ん家来る時ハンバーグだよな」

『だって美味しいから。』

春「じゃあ行くか……」

俺達は、家に向かって歩いた

春「なぁ、桜聞いていいか?」

『何を?』

春「お前のことについて……」

『いいけど、何が知りたいの?』

春「お前が目の事を聞かれて取り乱す理由とかは聞いた。でもなんで自ら殺し屋になったんだ?」

『なんで……私が4歳5歳の頃に大好きな人が殺されたんだ。その殺したやつを探すためかな。それと虐待とかしてるやつが許せないから』

春「そうか、ほら出来たぞ」

『ありがとう、そう言えば、春学校はどう?私たちの少し先の学校でしょ?』

春「学校?あぁやめたよ。」

『え?なんで??』

春「あっちの学校女の教師が多くてな。俺に媚びしか売ってこないから、気持ち悪くてやめた。」

『ボスは許さないんじゃない?』

そうだ、俺達のボスは殺しの依頼がある時以外は普通のヤツらみたいに仕事をしたり、学校に行けという決まりがある。

春「あぁ、今探してるところだよ。」

『そうなんだ……ねぇ、私が今虐待を受けてるって言ったらどうする?』

春「!!!お前虐待受けてんのか?」

『まぁね、ずーと前から』

春「誰かに行ったのか?」

『言えるわけないじゃん。暴力は受けてるけど、警察に言ったらまた1人になる、それよりか私が我慢した方がいいでしょ』

春「分かった。俺も誰にも言わない。だけど何かあったら言えよ」

『分かった……』

『ね、ほかの話しようよ。』

春「他?」

『春はさ、好きな人とかいるの?』

春「いるわけねぇよ。」

『えぇ〜つまんないな』

春「お前はどうなんだよ」

『私は、恋愛に興味無いし。』

春「お前もじゃねぇか笑お前先に風呂はいってこい。」

『分かった。ありがとう』

バタン!!

春「行ったか……」

はぁ……

プルルル!プルルル!

?「もしもし」

春「春だ、話したいことがある。俺とお前2人だ。」

?「公園で待ってる。」

ピッ!!

俺は桜がお風呂を出るのを待ち、お風呂に入って寝た。

春side end