私は醜いアヒルの子

問いに対してレイさんは
案の定、
「拾った」
とだけ答えた。

沈黙が続く。その沈黙を破ったのは子犬のように可愛らしい男の子だった。その男の子の髪はフワフワで、マシュマロ色だった。優しい白に薄くオレンジがかっている髪色。

私を指差し、レイさんに目を向ける
「零!この女どういうつもりで連れてきたんだよ!」
可愛い外見と異なり、鋭い声を発する

この人……

「これからここに連れてくる。その挨拶だ。」
「零っ!!」
泣きそうな顔で男の子がレイさんを見る。

様子を見守っていた、ソファーに座っていた優しそうな男性が立ち上がる
「零、いくらなんでも強引すぎないか。この子、俺達「優紀。」
レイさんがユウキさんの言葉を遮る。

「まーまー、零にも何かじじょーってもんがあるんでしょーよ。」明るく間に割ってきたのはサングラスのヒコマロさん

「でもねー、零、お前も気づいてると思うけど、」
サングラス越しに私を見る気配が伝わる。


「この子、」