私は醜いアヒルの子


──────────ザワッ
おいっ、嘘だろっ
お化けじゃね?
怖えええ
これってどういう意味だ?
あの女、どっかで…
アイツ誰だよ!
俺に聞くなって
確か、あの女って……

数え切れない程の人数が一斉に私を見る
その人達は全員男で、こういうのも何だが
柄が悪い感じだ。
言わば不良、だろう


「何ですか。これ…」
思わず耳を塞ぎたくなる程の騒がしさに顔を歪ませる。
誰も見えないだろうけど

あの男性について行くと案の定、この家に入ることになった。
そこまでは予想範囲内。
問題はその後で。

まず、家に入ると目に入るのは大量の靴。
「全部あなたの、とかでは無いですよね…」
サイズが様々な物がある事からありえない事を言ってみる。
「後で説明する。」

そう言われ、男性に連れて行かれたのがこの広いリビングだった。