私は醜いアヒルの子

~雪里side~
「あら?あちらは雪里様のお姉様ではなくて?」
右後ろの誰かが私の名前を出す。

チッ、私の名前を気軽によぶなよ

心中で盛大に舌打ちをしとく。

まあ、でもいいわ。許してあげる。
最高の遊び道具が目の前にあるんですもの

さあ、楽しい楽しいの演劇の始まりよ