「神谷奈和くんです!」 奈和はクラスを見渡すと私と目を合わし、 「寧々っ!」 と叫ぶ。 クラスの視線が私に集まる。 恥ずかしい/// やめてよ。 急いで目を逸らした。 「久しぶりっ!」 っておい!恥ずかしいからやめろや! 私は小さく会釈して 小声で 「ヨロシクね」 と言った。 先生は「良かったな。奈和。友達が出来て。」 クラスのみんなは笑った。 奈央も笑っている。 私ももう、いーやと思ってテキトーに笑った。