外が明るい。いま何時なんだろう。


近くにあった時計を見ると10時を示していた。


その後もなんとなく部屋を見渡すと隣からスースーと寝息のようなものが聞こえる。


隣を見ると、ものすごいイケメンが寝ている。


少し茶色がかった二重の瞳、薄ピンクの細めの唇、茶髮のサラサラな髪の毛。
何もかも完璧に見えた。


え、待って今私男の人と同じベッドで寝てる!?


「なに?そんな人の顔ガン見して。」


「!?あ、あのすみません!!」


慌ててベッドから飛び降りた。


「わ、私はこ、ここで失礼させていただきます!
お世話になりました!」


ベッドで寝ている男の人に向かってお辞儀をして
慌てて鞄をもちドアのある方に早歩きで向かった。


すると、腕を掴まれた。



「どこにだよ。お前行くとこあるの?」



あ、そういえばないや。今の出来事にパニクってキャラ崩壊してたしね。でもまぁ適当にね。