僕たちが待ちに待った日がやって来た玄関先から母が弟の宏が迎えに来たことを僕に伝えてくる。
お待たせ兄さん、父が他界したのは僕が小さい時で父との思い出はホームビデオの姿がほとんどだ。
僕は大学生時代事故にあい半身不随で車椅子生活がつづていて母と宏には苦労をかけさせていて二人には感謝している。
そして、僕達親子三人は長い間あることを信じてた、それは父が残した手帳だ。
そして父の残した手帳に記述された日付を僕達は五十年待ちそしてその日がやってきた。