「ねぇ、蓮翔くん、」

「その言葉はあなたに向けた言葉なんじゃないかな?」

「蘭ちゃんはね…蘭ちゃんは」

「あなたに助けてもらってばかりでいたって」

「いつも助けることができなかったって言ってた」

「でも、最後あなたのことを助けることができた」

丹代は泣きながら言ってくれた

「だけど、あいつが生きてねぇと意味ねぇ」

「意味ないなんて言わないで!!!!!!!!」

「蘭ちゃんはあなたの中で生きてるの!」

「蘭ちゃんがあなたを助けられて喜んでると思う」

「あんなに助けたいと願っていた」

「ねぇ、蓮翔くんだから意味ないなんて言わないで」

「丹代…」