横断歩道の信号が青になるまで待っていた時だった

私はこんなにも蓮翔のことでいっぱいなんだ

それがとてもうれしく感じた

蓮翔いつまでも大好きだよ

私はそんなことを思いながら、信号待ちをしていたが、その瞬間、

ある小さな男の子が

信号が赤なのに道路に出てしまった

「え、ちょっと待って、」

私は自然と男の子を追ってしまった

何もためらいもなく

その小さな男の子を追っていった

そして、

キキィーーーーーーーーーーーー ドンッ

「え、お姉ちゃん?」