なつとゆいは高校1年に出会った。

新しい制服に身を包み、学校に向かう。
友達が出来るか不安な気持ちを胸に、足を進めた。

学校に着き、クラスを確認して、
教室に入る。
周りは誰も知らない。

なつとゆいは誰にも話しかけることが出来ないでいた。

入学式が始まり、
部活紹介でやっと、なつは隣に居た子に話しかけた。
その子の名は「もも」
部活どうする?など、他愛もない会話をし、
教室に戻った。

そこで、
元々ももと友達だった「あや」に出会う。
なつは2人と仲良くなるのに、そんなに時間はかからなかった。

だが、なつはなかなか仲良くなれない子が居た。
それが…、「ゆい」だった。