甘さ控えめ

「だね。また今日一緒に帰ろ?」




終わったら迎えに行くと言って三年生の教室に戻る先輩。





カッコイイ!




うっとりしていると女子の黄色い声が聞こえてくる。





「やっぱいつ見てもかっこいいよね春風くんって…♡」





春風、と聞いて一瞬ビクッとなる。





そういえば昨日最悪な雰囲気であの場をあとにしたんだっけ。





ちょっと気まずい…。




でも春風くんが作ってくれた宿題ちゃんとしたし渡したいところだけど声をかけようか迷う。




あぁもう…!こんな迷ってる時間無駄だ。




パッと渡してちゃちゃっと済ましちゃえ!