甘さ控えめ





ー。




「今日はこの辺にしとくか。今日一日でよく頑張った」



『春風くんのおかげで今日ですごく理解できた!!ありがとう!』



そう言いながらあたしは机にうつ伏せになった。




「てことでこれ、今日の宿題な」



春風くんはまた別のプリントをあたしに渡す。



え!?


『宿題…!?ちょっとまってただでさえ提出物を片付けなきゃいけないのに鬼畜だよ…』



「忘れたら意味ねぇだろ。それに俺わざわざ徹夜して作ったんだぞ?やるしかねえよな?」



軽い脅しにあたしは「はい」と答えるしかなかった。



『やらせていただきます。』



「ならよろしい」





本当はこんな頼み引き受けたくなかっただろうにありがたいなぁ。





案外優しいんだなって発見できたし、まさか家にもお邪魔することになるとは…笑




春風くんの顔をまじまじと見つめながら紅茶を一口、口にした。






「何見てんだよ、気色わりぃ。」


『やっぱ、意地悪なやつ!』






「まぁよく頑張ったと思う。明日ケーキでも持ってってやるよ」



とあたしの頭をわしゃわしゃとなでた。 






完全に子供扱いされてる!!
そう思いながらもドキドキと心拍数が上がる。



   
春風くんいつも冷たいからこんなことされると意識しないわけがない。