甘さ控えめ

キーンコーンカーンコーン




地獄のチャイムが鳴り響く。



「あたし今日彼氏と帰るからね〜」
そそくさと帰る準備を済ませた麗奈がそう言う。


『置いてかないでえええええ』
「これから怒られるんでしょ?笑頑張って〜」


じゃあねと麗奈がこの場を去る。


今日の一日を一言で表せば「最悪」だよ。



「生徒指導室、行くぞ」
イライラしながら春風くんがそう言って教室を出る。



『あっ、待ってよ!』