「じゃあまた詳細は連絡するね!」

『はい!』


度々に一緒に帰ったりお昼ご飯食べたりしたけど出かけるのって初めてだなぁ。


何の服着ようかな?ちょっと髪の毛アレンジしていつもより少し派手にメイクをしてみようかな。



「紬もう完全に先輩に好かれてるね。きっかけひとつでこんなに変わるでしょ?」


『変わりすぎてびっくりだよ!二、三ヶ月前にパンが理由で知り合うだなんて思いもしなかったもん。』


「もう二、三ヶ月経ったんだ。時間って早いわ」


ほんとにそうだよね。
あぁ、神様水篠先輩と出会わせてくれてありがとうございます。



神様ってほんとにいるんだな。なんて、馬鹿なことをかんがえながら自分の席へと戻る。



もうすぐあたしの大嫌いな数学の授業が始まる。