言った通り6時過ぎに帰って来た芙美さんはオレがいつもより早起きしてたから、ビックリしてたっけ。


それから間も無く溝渕もやってきて、目が合った途端赤面するオレ達。


『摩友子おはよう。なんか今日は摩友子も礼於君も早起きね』


『ま、まぁね…そういう日もあるよ』


ヘトヘト状態の芙美さんは朝食を食べずに寝ると言い、オレと溝渕だけの食事はお互いテレまくって殆ど無言。


いつもの様に登校時間をズラしてオレが先に教室で知早と時雨と話してたら、後から来た溝渕を出迎える東海林と佐渡。


『あっ、礼於溝渕さん来た……って…アレ?』