ブツブツと一人言を呟く許斐君が若干心配なんだけど、大丈夫なんだろうか……?


「あの許斐君…?様子おかしいけど大丈夫?」


「あ~~平気だ………幸せなだけだから」


「???」


挙動不審な許斐君と目をパチクリさせるという、カオスな空気が流れる許斐君の自室。


何だかバタバタした様子ではありますが……この人と一緒なら、これから何でも楽しめそう。


そう思った事は自分の中だけで留めておいたので、私は更に許斐君をおかしくさせないで済んだのだった。


「一旦落ちつけ、オレ…ニヤけるな………」


「ねぇ、本当に大丈夫なの?」