ノンフィクションにご注意を

何となく…許斐君が優しい目をしながら他の女の子を見ている光景を想像すると、胸に鋭い痛みが走った。


なんか…嫌だな……許斐君が私じゃない、違う子を慈しむのは………


「オイ溝渕?具合でも悪いのか?」


「………」


「溝渕ーー?」


自分の考えに没頭中の私は、許斐君がベッドから体を起こしながら私を呼んでいる事にも気づかない。


許斐君の愛情を受け取れるのは、“私だけ”がいい……


「…ハァ……ッ !?」


い、今私、なんて思った!?


自分自身のとんでもない気持ちにたどり着いて、目を見開きながらガバッと跳ね起きた。