ノンフィクションにご注意を

「残念。もうちょっとであーんしてあげられたのに」


またしてもクスクスと軽く笑う許斐君は優しいだけじゃなく、どうやら微妙にSっ気もあるご様子。


「許斐君、実は中学生と兼任でホストやったりしてないよね……?」


「中学生がホスト出来るワケねぇだろう。オレアルコール臭って苦手だしな」


ようやっとモンブランが彼自身によって減り始め、私はフゥ…と息を吐いた。


そう言えば巌さんも時々、私や許斐君が傍にいる時でもお母さんに甘いオーラ放ってるっけ……


許斐父子(おやこ)って顔だけじゃなくて、“好きな人には甘い”って所までソックリなのね。