ノンフィクションにご注意を

そんなこんなで、オレと溝渕は我がクラスへ一緒に戻り始めた。


なんかこのシチュエーション、オレが溝渕を好きになったあの日に似てるな。


「ちょっとあの子、なんで礼於君と一緒に歩いてるの?」


「腹立つんですけどーー」


隣を歩くオレ等を見て、鋭い眼差しを向けて来る同級生の女子達。


確かあの日もオレのファン(?)に溝渕は睨まれてたけど、謝るオレに明るい笑顔を返してくれたっけ。


『気にしないで!これ位どうって事無いからっ』


しかし今は……会話も無く、右隣の溝渕はオレの目を見ようとしない。


違う…こういうのじゃない。